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地域の風土、歴史や文化を料理に表現する「ローカル・ガストロノミー」。この理念を体現し、地域社会との関わりに積極的な新潟県内の飲食店や宿泊施設、お酒やお土産品等を発掘し、表彰する取り組み、それが「新潟ガストロノミーアワード」です。
新潟を含めた日本海側は、明治中期まで、まさに「表日本」でした。なかでも函館、横浜、神戸、長崎とともに開港五港であった新潟には、国内外から質の高い文化が流入しました。その後、物流網が鉄道や車に変わったことで日本海側にとって苦しい時代が続きましたが、振り返ってみれば、新潟には本来の日本文化、そして食文化が、タイムカプセルのごとく封印されていたのです。
このアワードは「料理の美味しさやレストランのクオリティ」だけを評価するのではなく、「地域の食、さらに食に携わる関連産業などとの連携・取り組み」「サスティナビリティ」「フィロソフィー」等を総合的に評価したいと考えています。
作り手と食べ手、そして生産者で大きな輪を作り、「食」による地域経済循環を目指しましょう。そして同時に、新潟が日本有数の食文化県であることを世界へアピールしましょう。
新潟ガストロノミーアワード
総合プロデューサー
岩佐十良
新潟県は、日本を象徴する米どころであり、日本海の豊穣な海の幸そして、名峰を多数有する山の幸はもちろん、雪国の発酵食品からユニークな鮭の保存食まで、新潟県でしか味わえない固有の食文化は数知れません。加えて酒の文化圏であり、ひとりあたりの日本酒の消費量は、日本ダントツ一位を誇っています。近年は秀逸な日本ワインの産地としても注目されています。なにより若手料理人たちによる、素晴らしいレストランの数々には、舌をまく筈でしょう。スキーリゾートや個性豊かな温泉郷も揃っていながら東京から近距離にある、というのも見落としがちな利点です。私が国内外の旅好きな友人や舌の肥えたフーディーたちに「日本の食や旅の魅力の深さを味わいたいのであれば、今こそぜひ新潟へいくべきですよ」と強く勧めている理由は、まさにここにあります。この「ガストロノミーアワード新潟」は、その新潟県の食や旅、酒やプロダクトの魅力を再発見し、応援する目的で設立されました。各界の第一線で活躍するプロフェッショナルの方々を迎え、地元の有識者を加えた審査員による厳正な審査を行い、その年の“最高の新潟”のリストを、アワードセレモニーで表彰する予定です。すぐにでも飛んで、新潟に行きたくなるようなリストになると、強く信じております。審査はいよいよ2022年からスタートいたします。皆さま、どうぞご期待のうえ、応援くださいますよう願っております。
新潟ガストロノミーアワード
特別審査員長
中村孝則

アワードについてAbout

応募要項

地域の⾵⼟、歴史や⽂化を料理に表現する「ローカル・ガストロノミー」。この理念を体現し、地域社会との関わりに積極的な新潟県内の飲⾷店や宿泊施設、お酒やお⼟産品等を発掘し、「料理の美味しさやレストランのクオリティ」だけを評価するのではなく、「地域の⾷、さらに⾷に携わる関連産業などとの連携・取り組み」「サスティナビリティ」「フィロソフィー」等を総合的に評価できる飲食事業者・特産品を募集します。

応募期間
令和4年9⽉7日〜11⽉末(予定)
応募資格
個人・法人・年齢・国籍、自薦他薦を問いません。
応募部門

①飲⾷店:新潟県内に店舗所在地を有する

②旅館・ホテル(施設内飲食):新潟県内に店舗所在地を有する

③特産品(加工品及び日本酒、一次産品を除く):製造元を新潟県内に所在地を有する

応募方法
本サイトを通じて、令和4年9⽉7日〜11⽉末(予定)にて対象事業者や特産品を広く公募する。
審査方法
本サイトを通じて自薦・他薦による一般応募の中からも審査員チームによる審査が行われ、一次審査通過事業者を選出、二次審査として、実地訪問や試食・試飲会を経て各部門の受賞者を決定する。
審査体制
特別審査委員⻑ 中村 孝則氏と、中村 孝則氏が選定した食に精通する著名シェフ、メディア関係者、フーディを含む特別審査員計9名および新潟在住のローカル審査員計5名と共に、各部門の審査基準に基づいて厳正な審査を行う。審査基準はテイスト、プレゼンテーション、ローカリゼーション、サステナビリなどの項目を中心に行う。
結果発表
「Niigata Gastronomy Award」飲食店部門100 / 旅館・ホテル部門30 / 特産品(加工食品および日本酒)部門30の中から、特別審査委員長の中村 孝則氏、および当アワード運営事務局の協議により、下記の通り、各部門ごとに大賞と特別賞の受賞者を選定します。
  • Niigata Gastronomy Award 飲食店部門 100飲食店部門 100(大賞1、特別賞10)※予定
  • Niigata Gastronomy Award 旅館・ホテル(施設内飲食)部門 30旅館・ホテル(施設内飲食)部門 30(大賞1、特別賞5)※予定
  • Niigata Gastronomy Award 特産品(加工品および日本酒)部門 30特産品(加工品および日本酒)部門 30(大賞1、特別賞5)※予定
2023年3月上旬に、ガストロノミーに関するシンポジウムを兼ねた「新潟ガストロノミーアワード」授賞式を新潟県内の会場で開催し、各賞受賞者を発表、表彰予定
※詳細は、決定次第、本サイトを通じて発表。
応募する
※個人・法人・年齢・国籍は問いません。自選他薦を問いません。
※ご不明点がある場合は、事務局( info@niigata-gastronomy-award.jp )までお問い合わせください。

開催概要

主催
公益社団法⼈ 新潟県観光協会
一般社団法人 ローカル・ガストロノミー協会
運営会社
株式会社アマナ
総合プロデューサー
岩佐 ⼗良
事務局長
島村 美緒
審査期間
令和4年9⽉下旬〜令和5年1⽉末(予定)
授賞式・
シンポジウム
令和5年3⽉上旬(予定)

審査員紹介Judge

特別審査員長

Takanori Nakamura

中村孝則

Takanori Nakamura

Takanori Nakamura

1964年神奈川県葉山町生まれ。ファッションからレストラン、酒やシガーなど文化や嗜好品をテーマに幅広く執筆・発信している。現在、「世界のベストレストラン50」ならびに「アジアのベストレストラン50」の日本評議委員長を務める。JR九州「ななつ星in九州」車内誌『SEVEN STARS PRESS 』編集長。著書に『名店レシピの巡礼修業』(世界文化社)共著に『ザ・シガーライフ』(ヒロミエンタープライズ)など。現ベスト・オブ・コロンビア大使、大日本茶道学会茶道教授、剣道教士七段。

特別審査員シェフ

小林寛司
ヴィラアイーダ
Villa AiDA

小林寛司シェフ

Kanji Kobayashi

大胆に野菜を使った料理の数々が注目を集める。野菜はほぼすべて、レストランそばの畑で、約130種類を小林シェフ夫妻自らが栽培。野菜を生かし尽くすアグリガストロノミー。2021年10月「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山 2022」において二つ星獲得という快挙。2022年「アジアのベストレストラン50」では初登場14位。the Highest New Entry Awardも同時に受賞。2020年第11回辻静雄食文化賞受賞。2021年「アジアのベストレストラン」64位を獲得。「RED U₋35」が次世代のシェフ508人に実施したアンケート「あなたが目標とする人は?」第2位。2021年10月「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山 2022」二つ星、「グリーンスター」の評価も得た。2022年「アジアのレストランベスト50」において初登場14位。
高田裕介
ラシーム
La Cime

高田裕介シェフ

Yusuke Takada

独創的で枠にとらわれず、変化し続けるフリースタイルのフレンチが魅力。アジアのみならず、世界から注目を集める。「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山2022」では二つ星を維持。2021年「アジアのベストレストラン50」第8位、2022年は第6位へと上昇した。名実ともに大阪が誇るスターシェフである。大阪市内のフレンチやイタリアンの店に勤め、2007年渡仏。2010年、大阪に自らの店「La Cime」をオープン。2012年にミシュラン一つ星。2016年、二つ星に昇格。2021年現在、ミシュラン二つ星を維持。2018年「アジアのベストレストラン」初登場17位。翌年は14位に上がり、2020年10位、2021年は8位を獲得。2022年は6位を獲得。2022年は6位を獲得するとともに、「世界のベストレストラン50」41位に初エントリー。
福山剛
ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ
La Maison de la Nature Goh

福山剛シェフ

Takeshi Fukuyama

常に斬新で、独創的なフレンチを作り出す、ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ。九州地区にミシュランの星付きレストランはいくつかあるが、「アジアのベストレストラン」へもランクインを果たし、独自のプレゼンスを示すレストランとして注目を集める。福岡にこだわり続け、ワインバーのようなコージーな店内と同様、福山シェフの心からのもてなしにファン多数。福岡「イル・ド・フランス」、「マーキュリーカフェ」で修業した後に2002年、西中洲に自身の店「ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ」をオープン。2016年に「アジアのベストレストラン50」に初めてランクイン。2021年は「アジアのベストレストラン50」30位入賞。現在、バンコクのシェフ、ガガン・アナンドと共に「GohGan」を開業準備中。

特別審査員メディア

石井宏子
温泉ビューティ研究家・旅行作家
石井宏子

Hiroko Ishii

温泉の美容力を研究する日本でただひとりの温泉ビューティ研究家。旅にでかけて宿に泊まることをライフワークとし、トラベルジャーナリストとして取材・執筆、講演など年の半分は日本・世界を旅する。温泉地の自然環境にも着目し、ドイツ・ミュンヘン大学アンゲラ・シュウ気候医学教授に学び「気候療法士」資格を取得。温泉、自然環境、食事、宿での過ごし方などを通じて、心も体もきれいになる新しい旅“ビューティツーリズム”を提唱。
外資系化粧品会社、海外ブランドのマーケティング・広報の経験から、温泉地や温泉宿のブランディングやバリューアップもサポート。
山口繭子
食の編集&ディレクター
山口繭子

Mayuko Yamaguchi

神戸市出身。『婦人画報』『ELLEグルメ』(共にハースト婦人画報社)編集部在籍時は、ラグジュアリーからカジュアルまで、国内外を問わない多種多様なダイニングシーンに親しむ。
2019年に独立。現在、ガストロノミーやワイン、日本酒、スピリッツ、そしてライフスタイル分野を中心に、ディレクターとして活動中。webメディアや紙媒体などで執筆する一方、新規ホテルやレストランのコーディネート、ライフスタイルブランドや地方自治体の製作物ディレクションやイベントプロデュース、企業のブランディングなども担当する。
書籍に『世界一かんたんに人を幸せにする食べ物、それはトースト』(サンマーク出版)。(株)フードコンテンツ代表。
淀野晃一
㈱柴田書店
書籍編集部 編集委員
淀野晃一

Koichi Yodono

1978年神奈川県生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。編集プロダクションを経て服部栄養専門学校夜間部に通い、2005年に食の総合出版社である㈱柴田書店に入社。2012年より10年間にわたり『月刊専門料理』編集長を務める。なお、月刊専門料理は1966年創刊のプロの料理人向けの月刊誌で、フランス料理、イタリア料理、中国料理、日本料理をベースに、調理技術やクリエイション、店作りなど「食」をテーマに幅広いテーマを扱う。

特別審査員フーディ

青田泰明
青稜中学校・高等学校 校長
青田泰明

Yasuaki Aota

1979年生まれ。私立青稜中学校・高等学校校長。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、同大学院社会学研究科にて教育社会学の研究に従事。青稜中学校・高等学校に勤務後、2020年4月より学校長に就任。学生時分より国内外での食べ歩きを続け、2011年の東日本大震災以降は、レストランのシェフたちと共に炊き出しなどの被災地支援活動を行うNPO法人を立ち上げ、理事長も務める。現在は「世界のベストレストラン50」日本支部事務局として、日本の飲食業界の発展と地位向上に注力している。著書に『「メンズビオレ」を売る進学校のしかけ』がある。
大越基裕
ワインテイスター/ソムリエ
大越基裕

Motohiro Okoshi

銀座レカン シェフソムリエを経て、2013年6月にワインテイスターとして独立。世界各国のワイナリーやレストラン、蔵元を周りながら、最新情報をもとにJapan Airlineや有名レストランなどへコンサルタント、講師や執筆、国際品評会IWCではワインと日本酒の審査員などもこなす。ロジカルなペアリング技術にも定評があり、ワインだけではなく、日本酒や焼酎を和食以外のレストランで提案したパイオニアの一人である。自身でも外苑前An Di、広尾An Comを経営し、最先端なアジア料理と共に世界中の様々なスタイルのワインと国酒を提供している。地元北海道では農業にも携わっており、幅広い分野で活躍している。
田中知之
音楽プロデューサー/選曲家
田中知之

Tomoyuki Tanaka

FPM名義で8枚のオリジナルアルバムをリリース。多数のアーティストの楽曲プロデュースやRemixも手掛け、TVCM音楽、全米映画や海外ドラマ、演劇作品への楽曲提供も多数。商業施設や飲食店の音楽ディレクションも手掛ける。昨年は東京2020オリンピック開閉会式、パラリンピック開会式では音楽監督を務めた。
活動の幅は音楽のみに留まらず、過去には大手アパレル企業でMDとして、また某ファッション誌でエディターの経験もあり、ウエア、本、レコード、時計、オーディオ、車などヴィンテージ全般に造詣が深い。グルメ通としても知られ、DJツアーで培った全国各地を網羅する情報量の多さから各界著名人からの信頼も厚い。食べログ公認のレビュアー「グルメ著名人」にも選ばれている。

ローカル審査員

食と料理の研究家

Masaaki Kimura

『新潟Komachi』編集長

Ayako Sato

料理研究家

Chikako Sato

『月刊にいがた』編集長

Aya Shimotori

『月刊キャレル』編集長

Masumi Manita

総合プロデューサー

クリエイティブディレクター・編集者

Toru Iwasa

岩佐十良
クリエイティブディレクター・編集者

Toru Iwasa

1967年、東京生まれ。大学在学中に会社を創業し、のちに編集者に転身。2000年、雑誌「自遊人」を創刊。2014年、新潟大沢山温泉にオープンした『里山十帖』では、総合ディレクションを担当し「グッドデザイン賞BEST100 」を受賞。2018年に宿泊施設、「商店街HOTEL 講 大津百町」(滋賀県大津市)、「箱根本箱」(神奈川県箱根町)、2020年には「松本十帖」(長野県松本市)を開業。
2016年〜18年、2021年より再び、グッドデザイン賞審査委員に着任。2017年、『Forbes JAPAN』の「地方を変えるキーマン55人」に選出される。多摩美術大学 客員教授。

新潟ガストロノミーアワード事務局長

Mio Shimamura

島村美緒

Mio Shimamura

外資系PR・広告代理店を経て、米ウォルト・ディズニー、NYの高級宝石商ハリー・ウィンストン、ティファニー&Co. のマーケティング&PR の責任者を歴任後、2013年にコミュニケーション・コンサルタント、株式会社ルッソ(Lusso Inc.)を設立。外資系ラグジュアリーブランドでの経験と幅広いネットワークを生かし、様々な企業へのコンサルティング業務を行っている。2017年からは、日本のプレミアムな情報を発信するオンラインメディア「Premium Japan」の事業及び商標権を獲得し、メディア事業に参入。日本の食・旅・クラフトマンシップなどのプレミアムな情報を日々発信している。2020年からは、トップシェフを起用したファインダイニング関連のプロジェクトを企画・運営。2022年「アジアのベストレストラン50」の日本でのPR・総合プロデュースを担当。